鈴木憲和農水相は15日、中東情勢の影響を受け、ポテトチップスなどのパッケージが白黒に変更されることに言及した。
カゴメはこの日、「カゴメケチャップ」の一部商品の外袋を今月下旬ごろから印刷部分を減らして透明にすると発表。中東情勢の悪化により、外装の印刷に使用している白インキの原料供給が不安定になっているためだと説明している。
カルビーも、ポテトチップスやかっぱえびせんなど合計14商品の包装についてカラー刷りから白黒に変えると発表。担当者は農水省は訪れ、パッケージの変更について説明を行ったという。
鈴木氏は「食品包装に必要な資材などナフサ由来の化学製品の供給につきましては、全体として年を越えて継続できる見込みだと承知をしておりますが、一方で食品包装に必要なですね、資材調達に対して、いますぐにということではなくて先の供給に声があることはよく認識しております。今回、食品メーカーがいくつかの社で、そういった動きがあるので、まず事実関係を申し上げてきました」と明かした。
「今回の外装パッケージの変更につきましては、各企業から事前に農林水産省、政府に対して『なにかこういうことで困っている』と相談を受けていたわけではないことは申し上げます。そういう意味で申し上げれば、あくまで各企業の判断で方針が決定されたものと承知しております」との認識を示した。
「現在、インクの材料である溶剤につきましては、平時と同様に必要量の供給ができていると認識しておりますが、これらの企業の対応はですね、万が一、今後の供給不安が生じた場合に備えた各企業の経営判断に基づくものと認識しておりまして、私と致しましては今回の中東情勢に伴う食料供給上の問題だと考えておりません」とした。












