金子一義国交相は15日の閣議終了後に行った会見で、福島県の磐越自動車道で高校生などが死傷したバス事故に関して言及した。

 今月6日、北越高校テニス部員を乗せたマイクロバスがガードレールに衝突し、部員1人が外に放り出されて死亡。バスを運転していた若山哲夫容疑者は過失運転致死傷の容疑で逮捕された。

 その後、事故をめぐっては、学校側とバスと運転手を手配した蒲原鉄道との間で説明に食い違いがあったことが明らかに。11日、北陸信越運輸局は北越高校に立ち入りを行い、蒲原鉄道との契約関係などについて確認し、関係資料の提供を受けていた。

 永田町関係者によると、金子氏は会見で「この契約書の内容に基づけば、本件事案における運送行為は高校がレンタカーを使用して、自ら行った運転行為となります」と述べ、北越高校がバスの借受人となっていたと明かした。

北越高校(Google Earthから)
北越高校(Google Earthから)

 現在、国交省は「どのようにレンタカーや運転手が手配されたか」という点なども含め、運行形態や契約関係など事実関係を確認中。道路運送法違反になるか否かは、確認された事実関係を踏まえて判断していくとみられる。