世界の大舞台でもグイグイえぐる! 3月に開催されるWBCに出場する巨人・戸郷翔征投手(22)が27日、強気な投球で攻めまくることを誓った。

 先行発表で侍ジャパン入りが決まっていた戸郷はこの日、ジャイアンツ球場を訪れ、遠投などで調整を行った。自主トレではすでにWBC球を使ってブルペン入りするなど「感触的には悪くない」と手応えも上々だ。本番では本職の先発だけでなく、第2先発や中継ぎでの起用も想定される。ただ、その後のペナントレースも見据えており「体力がなくちゃ困るので、先発で調整しながらできるんじゃないかな」と力を込めた。

 初のWBCの大舞台。前日26日には全30選手が正式発表されて「夢みたいですけど、このメンバーで世界一を取れると思うとワクワクします」と気持ちも一段と高まってきた。本番での役割は流動的ながら、持ち前の強心臓ぶりは変わらない。

「僕は右バッターのインコースとか全然苦じゃないのでおそれずに。内角を使わないと勝てないですし、必ず打たれる。ビビッてちゃ勝負にならないので、素晴らしい選手ばかりですけど、おそれずにいきたい」

 外角一辺倒では相手打者にコースを絞られてしまうが、戸郷のように内角への苦手意識がなければ投球幅は格段に広がる。それを踏まえて「左(打者)のインコースというのが僕の中での課題なので。そこの克服をこのキャンプでしっかり詰めていけたら」と自己分析も済ませている。

 侍ジャパンの合宿は2月中旬から地元・宮崎で行われる。戸郷は「みんなが『来たい』と言っていますけど、チケットが大変です。全員の分を取れるかなというくらい言われているので…。僕も大変です」と笑った。すでに腹をくくっている右腕の世界一への挑戦が始まる。