高校生に屈してしまった。卓球の全日本選手権5日目(27日、東京体育館)、女子シングルス6回戦で伊藤美誠(22=スターツ)が横井咲桜(18=四天王寺高)に1―4で敗戦。優勝候補が16強で姿を消した。

 最後まで流れに乗ることができなかった。第1ゲームを7―11で落とすと、第2、3ゲームも連取される苦しい展開。第4ゲームは11―9と意地を見せたものの、第5ゲームで力尽きた。「タイミングが合わなかったが、相手選手は最終的に合わせることができていた。それも実力のうちだと思う。悪い展開ではなかったけど、相手にやられっぱなしだったかな」と表情を曇らせた。

 体の状態も万全ではなかった。「あまりいい状態ではなかったのかなと。ちょっと痛めてるところもある」と前日の試合は痛み止めを飲んで出場したという。ただ、女子ダブルスでは早田ひな(日本生命)とのペアで4強入りを決め、史上初の5連覇までマジック2とした。「ダブルスがあるので、しっかりと明日のダブルスを頑張りたい」と気持ちを切り替えた伊藤。この日の悔しさは必ず次戦で晴らしてみせる。