卓球女子で五輪3大会連続メダリストの石川佳純(全農)は、貪欲に日本一の座を狙っていく覚悟だ。

 全日本選手権4日目(26日、東京体育館)のシングルスに登場した石川は、4回戦で青木萌恵(東洋大)に4―1で快勝。25日に出場予定だった女子ダブルスは、ペアを組む平野美宇(木下グループ)の負傷で棄権となったが「残念な気持ちはあるけど、しようがないと切り替えてシングルスをスタートした。特に影響はなかった」と貫禄のプレーを披露した。

 今大会は2024年パリ五輪の選考ポイントが与えられる重要な一戦。しかし「五輪の予選が全日本選手権に入ってくるという経験は初めてだが、あまり考えないようにしている」とした上で「全日本選手権は全日本選手権なので、ポイントはついてくるが、自分自身は全く気にせずプレーしています」と迷いなく言い切った。

 2年ぶり6度目の優勝に向けて「やっぱり全日本選手権は日本で一番格の高い大会。ここで活躍することは意味がある。毎年勝ちたいという気持ちはすごく強い」ときっぱり。頂点の座は誰にも渡さない。