圧巻の戦いぶりだった。卓球の全日本選手権4日目(26日、東京体育館)、混合ダブルス決勝が行われ、張本智和(19=IMG)、早田ひな(22=日本生命)組が田中佑汰(22=愛工大)、田中千秋(26=豊田自動織機)組を3―0で下して2連覇を果たした。

〝はりひな〟の強さが際立った大会だった。この日は準決勝でストレート勝ちを収めると、決勝も序盤からエンジン全開。第1ゲームを11―4で奪い、そのままの流れで相手を手玉にとった。終わってみれば、決勝までの6試合で落としたのはわずか1ゲームのみ。早田は「昨年の反省を生かして今回は1回戦からすごいいい状態で試合ができていた。途中苦しい場面を乗り越えたり、強いペアに勝って勢いがついて自信になった。2連覇を達成できてよかった」と充実の表情を浮かべた。

 同種目は東京五輪で水谷隼(32)、伊藤美誠(22=スターツ)組が金メダルを獲得。〝はやひな〟にとっても大きな刺激となっており、張本が「パリ五輪での混合ダブルスでの金メダルを目指している。来年以降も全日本に出たい」と言えば、早田も「次のパリ五輪は私たちが出場できたらしっかり、東京五輪のい日本の優勝を受け継げるように頑張っていきたい。日本のレベルは上がっているので、2人でさらに成長していけたら」と闘志を燃やした。

 パリ五輪までは約1年半。新たな境地を切り開き、金メダルへつなげていく。