「ロマンス詐欺」でホロコースト生存者から280ドル(約3億6000万円)をだまし取った女が25日に逮捕された。
ロマンス詐欺とは、出会い系サイトやSNSで知り合った相手に、恋愛や結婚をちらつかせてお金を送金させる手口の犯罪。モデルなどの画像を利用し、ニセのプロフィルを作成し、相手と会わずにだます。
ピーチーズ・スターゴ容疑者(36)は2017年5月から、出会い系サイトで被害男性とやり取りするようになった。連邦検察官は被害者を明かしていないが、ホロコーストを生き残った男性だという。
容疑者は「交通事故に遭って、和解金をもらえることになったが、弁護士費用を払わないと、弁護士が和解金を渡してくれない。その弁護士費用がない」とうそをつき、最初に2万5000ドル(約320万円)を送金させた。その後も似たようなうそをつき続け、4年間で計62回も送金させ、3億6000万円をだまし取ったという。
スターゴ容疑者はそのカネで豪邸に住み、高級車、宝飾品、ブランド品、高級腕時計を買うなどぜいたくな生活を送ってきた。一方、被害者は貯金を使い果たし、アパートを手放すまで追い詰められたという。
2021年10月に被害者が息子に状況を話し、息子は「それは詐欺だよ」と説得し、送金はストップ。通報し、捜査が進められ、FBIが25日に逮捕した。起訴され、有罪になった際には最高で禁錮20年になるという。











