〝日本一速い監督〟が躍動だ。全国都道府県対抗男子駅伝(22日、広島市平和記念公園前発着=7区間48キロ)で長野が大会記録となる2時間17分10秒(速報値)で9度目の優勝。立教大を55年ぶりの箱根駅伝出場に導いた上野裕一郎(37)が最終7区を任され、最初にゴールテープを切った。
3年ぶりの開催となった中、長野が最高の形でタスキをつないだ。4区の山口峻平(佐久長聖高2年)が区間新記録となる14分2秒をマークして首位に立つと、5区は5000メートルで高校記録(13分22秒99)を持つ吉岡大翔(佐久長聖高3年)も23分52秒の区間新記録をたたき出してリードを広げる。最終7区は上野が後輩たちがつくった貯金を守りぬいた。
レース後、チームメートに胴上げされた上野は「まずは2年間大会中止になって、いろんな思いで臨んだ。ふるさとに貢献できてよかった。またここでゴールテープを切れて幸せ」と振り返りつつ「高校生が強かったので、この子たちが育って長野県の勝ちにつなげてくれたらうれしい」と後輩たちの今後の活躍に期待を寄せた。
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