女子プロレス「スターダム」の若手主体興行「NEW BLOOD7」(20日、東京・ベルサール高田馬場)で、月山和香(30)が自称「女子プロレス界の人間国宝」こと高橋奈七永(43)からパッションを注入された。

 2021年9月のスターダム参戦から、いまだ自力での勝利がない月山の志願で実現した「パッション注入マッチ」。試合開始と同時に突進し、エルボー、ドロップキックを連続で浴びる。だが、すぐに高橋の強烈なエルボーで鎮圧され、その後も容赦ない攻撃にさらされた。

 それでも意地のミサイルキックを7連発を見せたが、最後は冷蔵庫爆弾(ダイビングボディープレス)を食らい無念の3カウントを献上。「奈七永さん、パッション、痛かったです。でも、すごい染みました。プロレスって、痛くて痛くて痛くて最高だなって思いました」と涙を流した。

 昨年12月、所属する「コズミック・エンジェルズ(コズエン)」のリーダー・中野たむから、3月までに勝ち星を挙げられなければ、ユニットを追放すると宣告された。後がない状況だが「私はコズエンをやめません。2か月以内に勝つからです!」と改めてリング上で決意表明した。

 バックステージでは「私は才能も努力の成果も出ていないかもしれない」としながらも「でも、仲間には恵まれているなって。それがかけがえのない幸せだと思うので、この絆がずっと続くように、コズエンに残れるように、あと2か月過ごします」と誓った。

 パッションを注入された月山は生まれ変わることができるのか。