アレックス・ラミレス氏(48)の野球殿堂入りに際し、古巣でもある巨人勢から続々と祝福の声が上がった。

 まずは現役時代に不動の3、4番に座り「オガラミコンビ」を組んだ小笠原道大三軍打撃コーチ(49)だ。特に2008年と翌09年はリーグ2連覇の原動力となり、09年は日本一に輝いた。小笠原コーチは「2008年から一緒に3、4番でやってきて、チームの優勝に向けてプレーしたことが昨日のことのように思い返されます」と懐かしみつつ「これからも野球界の発展のために尽力していっていただけたらと思います」と背中を押した。

 また、ラミレス氏の後を打つ5番として強烈なクリーンアップを組んだのが、阿部慎之助ヘッド兼バッテリーコーチ(43)だ。東京ドームではロッカーも隣同士で仲も良かった。阿部ヘッドは「悩んでいた時に相談に乗ってくれたのがラミレスでした」といい「苦手なことを克服しようとし過ぎずに、得意なことを伸ばそうと。そのひと言がきっかけで自分の野球観が変わりましたし、言葉の力の大きさを感じました」と感謝した。

 さらに、坂本勇人内野手(34)は「打ってほしい時に打ってくれる勝負強さを見て『プロ野球の4番はこうあるべきなんだ』と感じさせられました。どんな状況でもポジティブな思考、勝利のための献身的なプレースタイルを見て多くの学びのきっかけを与えてくれました。ともにプレーできたジャイアンツの4年間は僕にとってかけがえのない時間です」。今季から巨人に復帰した長野久義外野手(38)も「僕がルーキー時代から毎日一緒にプレーをして、プロフェッショナルとは何かを教えていただきました。勝負強いバッティング、試合に出続ける身体、メンタル、チームメートやスタッフへの気配り、ファンサービス、たくさん勉強させていただきました。同じ時代にプレーできて光栄です」と話した。

 ラミレス氏が巨人に在籍したのは08年から11年までの4年間だが、今でも多くの仲間に愛され続けている。