大関復帰に暗雲だ。大相撲初場所4日目(11日、東京・両国国技館)、関脇正代(31=時津風)が幕内阿炎(28=錣山)に完敗を喫した。立ち合いから相手のノド輪にのけぞると、反撃の糸口をつかめないまま一方的に突き出された。取組後は報道陣のオンライン取材に応じずに引き揚げた。

 昨年11月の九州場所で大関から陥落。今場所で10勝すれば大関に復帰できるが、黒星が先行して早くも厳しい状況に立たされた。幕内後半の審判長を務めた藤島親方(元大関武双山)は「今日勝つと大きかったんですけどね。1勝3敗。あと2回負けられるという気持ちで、最後まであきらめずにやってほしい」と奮起を促した。