全国高校サッカー選手権は岡山学芸館の初優勝で幕を閉じた。大会ナンバーワンストライカーとして注目を集めた神村学園(鹿児島)のFW福田師王(3年)は準決勝で姿を消した中、元日本代表FW武田修宏氏(55=本紙評論家)が期待と課題を指摘した。
【武田修宏Take it easy】今大会はPK戦が12試合もあって、どこが優勝してもおかしくない大会だった。そうした中で激戦を制した岡山学芸館には優勝おめでとうございますと言いたい。一戦一戦勝ち上がる中で勢いをつけていき、とてもまとまりのあるチームだった。
話題を集めたのは、ドイツ1部ボルシアMGへの入団が内定している福田だね。彼は体の使い方やゴールへの感性など素質は素晴らしいものがある。18歳という年齢は世界で見れば、W杯で活躍する選手もいるし、世界的な名門のレアル・マドリードでレギュラーになる選手もいる。若い才能が次から次へと出てきているので福田にも期待をしたいね。
2024年のパリ五輪の世代ではあるけど、現状はまだまだ厳しい。活躍できるかどうかは、これからにかかっている。プレーするドイツはフィジカルが強い国だから、体の強さやハードワークの向上に期待が持てる。より強く、そして〝ハングリー〟になることが求められるね。
欧州や南米、アフリカには、エゴイストでわがままでも点を取るストライカーがたくさんいる。日本人は組織の中で自己犠牲を当然と受け入れるけど、海外の選手は自己主張が強くて自分中心の考え方。そういった中で〝結果主義〟の厳しい環境で、大きく成長してほしいと思う。











