エース不在も関係なしだ。全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)が1日、群馬県庁前発着で行われ、前回大会で初優勝を遂げたHondaが4時間48分06秒でフィニッシュ。史上7チーム目の2連覇を達成した。

 東京五輪男子1万メートル代表の伊藤達彦を欠く中、1区の小袖英人が2位と好位置につける。2区で順位を7位に落とすも、3区の川瀬翔矢が3位へ押し上げ、4区の小山直城がトップに浮上。5区の青木涼真が「過去に2度、区間2位があったので、そろそろ取れよと言われていた」と悲願の区間賞を獲得する走りでリードを広げ、6区中山顕、最終7区の木村慎が首位の座を守り抜いて最初にゴールテープを切った。

 チームを連覇に導いた小川智監督は「今日はエースの伊藤を欠いた布陣だったが、この1年間で全選手が力をつけていたので、その点は選手たちを信じていた」と納得の表情。1区の小袖は「去年はチームが優勝したけど、ケガで走れなかった。今回は優勝のメンバーに入れてうれしい。1区としての仕事をして連覇に貢献できたので、本当にみんなにありがとうと伝えたい」と笑みを浮かべた。

 全7区間で区間賞を手にしたのは5区の青木のみ。しかし、総合力で勝ち取った頂点だった。