来年4月9日投開票の大阪府知事・市長選を巡り、地域政党大阪維新の会の動きが活発だ。
府知事選には現職の吉村洋文知事が再出馬を表明。一方、市長選には、現職の松井一郎市長が政界引退するため、大阪府議の横山英幸氏が出馬を予定している。
維新にはさらなる動きも。同6月に任期満了を迎える堺市長選を前倒しし、大阪府知事・市長選との“トリプル選挙”を行えば、約1億1000万円の選挙費用の削減や投票率の向上が見込めるとして、同会顧問の永藤英機市長の辞職プランがささやかれている。
堺市の選挙管理委員会はトリプル選挙ではなく、6月4日の投開票を決定したが、永藤氏は会見で「(辞職の)可能性はゼロではない」と任期満了前の辞職の可能性について言及した。
さらに「維新が『永藤より別の候補がいい』と判断すれば身を引くべきだと考えている」とも口にした。
なぜこのような発言をしたのか? 堺市関係者は「永藤氏は維新の議員団から『代わりはいくらでもおる』と言われており、再出馬の可能性は低い。本人としては辞めてもええけど代わりのポストは用意してな、という当てつけでしょう」とみる。
身内から「代わりはいくらでも」とは、なかなかの言われようだが、永藤氏の評判はよろしくない。「彼、人見知りなんですよ。堺市民にも『永山やっけ?』なんて言われてる。何でも『メールで言って』『もう考えております』でコミュニケーションを取らない。議員団には会いたがらんし、市役所の職員もなかなか会ってくれなくて困ってる。でも、吉村さんにはかわいがられてるから、そっちばかり向いてる。選挙や普段の議会の運営で議員団には汗をかいてもらっとるわけやからね。そら、代わりはいくらでもってなるよ」(維新関係者)
こうした維新内のいざこざに前出堺市関係者は「有権者に失礼な話。市長としてやりたいことがあるなら、維新がどうこうは関係なく任期満了までやるべきだし、やるべきことがないなら今すぐ辞めるべきだ」と怒りの声を上げている。












