今季、41本塁打、90打点でパ2冠王となった西武・山川穂高内野手(31)が16日、母校の沖縄・那覇市立城北中に〝凱旋〟。後輩たちを相手に特別授業を行った。

「ファンケルキッズベースボール特別授業 次世代応援企画」として実現。約400人の全校生徒の前で山川は「(成績は)150人で148番だった」と告白すると、「今(=中学時代)、マジで頑張ったらメチャ金持ちになれる。今、サボったら微妙なんよ。今、頑張ったら一生遊んで暮らせる。今、早めに目標を確立させて、一直線に向かった方がいい」と自身の経験を踏まえてアドバイスした。

 さらに質問コーナーで「どうすれば夢がかなうのか?」と聞かれた山川は、「オレも守備なんか下手だし、足も遅い。でも打撃、本塁打だけは誰にも負けないと思って一生懸命やってきて。プロになってからは本塁打王になるのが夢で。毎日思い続けて、夢をずっと思っていました」と思いの強さが必要とした。

 来年6月27、28日には西武―日本ハム戦(那覇)が行われる。「そこでまた自分のホームランを打っている姿を見て、少しでもみんなに夢を与えられたらいいなと思います」と地元での「どすこいポーズ」披露を予告した。