来年1月の第99回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)を前に、大学史上初の3冠を目指す駒大の大八木弘明監督(64)が確かな自信を見せている。

 15日のオンライン取材では「昨年より良い成績を出すという思いでこの1年間やってきた。今年の4月に4年生が『3冠を目指す』と私に言ってきたので、私もそういう気持ちで今年1年やらなくてはいけないな、という思いでやってきた」と振り返りつつ「今年は昨年以上に選手層も厚くなったし、昨年よりもスピード、持久力、全てにおいて強化して、レベルアップできた」と充実ぶりをうかがわせた。

 前回大会では優勝候補に挙げられながらも、ケガ人が複数出た影響もあって3位に沈んだ。しかし、今大会に向けて調整は順調なようで「今回の方が選手たちも自信があるのでは。しっかり良い練習をしてくれている」。青学大が一番のライバルになってくるが「どの区間というよりも、やっぱり往路で勝てるかどうか。3区以降ぐらいからはトップの方を走ることができたら」とすでにイメージはできている。

 今大会は大きなカギを握る山上り(5区)を複数の選手が志望する。「山志望の選手たちが練習の中でもいい感じできているので、自信もあるのでは」と不敵な笑みを浮かべた大八木監督。エースの田沢廉(4年)を筆頭に、どの区間も穴がない状態で本番を迎えることになりそうだ。