「現役ドラフト」で西武への移籍が決まった阪神・陽川尚将外野手(31)が、球団を通じて、新天地への決意を寄せた。

「現役ドラフトで移籍が決まったと連絡をいただいて、凄く驚いたというのが率直な心境です。球団の方からも言っていただきましたが、これは自分にとってはチャンスだと思いますし、埼玉西武ライオンズで活躍することが、これまでお世話になったタイガースをはじめ、応援いただいたファンの方々への恩返しになると思うので、ライオンズでしっかり結果を出せるように、また1から精一杯頑張っていきたいと思います」

 2013年のドラフト3位で猛虎に入団した、9年目の今季は45試合で打率2割9分4厘、1本塁打、6打点。18年には75試合に出場し299打席に立ち、6本塁打48打点をマークするなど、外野のレギュラー候補として期待されたが、ポジションを掴むには至らなかった。

 会議に参加し、球界としても初の現役ドラフトを終えた球団の嶌村聡本部長も、送り出すことになった陽川へ、直接、電話で激励したことを明かし「『出場機会も今まで以上にあるだろう。そこで頑張るんや』と。(陽川本人も)『はい、わかりました』と。出場機会を増やすためにこういうことをしているのでね。陽川は陽川で、西武さんでもうひと花咲かせてもらいたい」と新天地での躍動を期待していた。