【FIFAワールドカップ】欧州や南米も巻き込んで“名将モリヤス”の大争奪戦が勃発だ。日本代表はカタールW杯決勝トーナメント1回戦のクロアチア戦から一夜明けて会見を行った。森保一監督(54)は今後の去就に言及し、続投に前向きな姿勢を示した。一方で優勝候補を次々と破った手腕は世界中が高く評価。今後は強豪含め“本場”からのオファーもあり得る状況だ。

 W杯敗退後に本格化するのが次期監督問題だ。日本サッカー協会の田嶋幸三会長はクロアチア戦後に「強豪がいるグループを勝ち抜いてきたことは、もう彼の評価は間違いなく高い」と手腕を絶賛し、有力候補と言及した。

 続投機運が高まる中、森保監督は「報道は見ているけど現実的な話はしていない」とした上で「クラブとは違って代表というすばらしい環境で監督をして私も成長につながった。もっと成長したいし、日本サッカーに貢献したい。もし話があった場合には、考えていかなければいけない」と前向きだ。

 一方で日本は1次リーグで優勝候補のドイツとスペインを撃破。森保監督の采配を辛口の強豪国メディアがこぞって絶賛するほど。ここまで世界にインパクトを与えた日本人指導者は過去いなかっただけに、今後は欧州や南米など強豪国からの“引き抜き”も考えられる。実際、田嶋会長は1次リーグ突破後、強豪国からオファーが舞い込む可能性について「あるでしょうね。オファーされるということは重々あり得る」と指摘したほどだ。

 欧州事情に詳しいある代理人も「前は強かったけど最近低迷している国とか、改革しようとするところなら声がかかる可能性もあるのでは」と予想。欧州主要リーグを抱える国なら森保マジックを目の当たりにしたドイツやスペイン、再建を目指すベルギーやオーストリア、日本人旋風が起きているスコットランド、親日国のトルコあたりか。南米ならば日本協会とパートナーシップ協定があり親交も深い古豪パラグアイなどもありそうだ。

 もちろんアジアからも大人気となりそうで同代理人は「カタールやUAEなどは選手の獲得に積極的だし、今度は監督にいってもおかしくない」。また森保監督とドーハの悲劇を経験した“闘将”柱谷哲二氏は取材に「欧州のクラブで指揮を執るチャレンジをしてほしい」とクラブレベルでの欧州進出を希望している。

 世界に名前を売った名将が、次に“マジック”をさく裂させるのは、どのチームになるのだろうか。

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