巨人の坂本勇人内野手(33)が30日、都内にある球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸6億円の現状維持でサインした。来季は5年契約の最終年となる。
度重なる故障離脱もあり、悔しさが残るシーズンとなった。プロ16年目を迎えた今季は開幕前に左脇腹を痛め、その後も計3度の二軍落ちを経験。結局、83試合に出場し打率2割8分6厘、5本塁打、33打点の成績に終わった。
坂本は「すごくコンディションに苦しんだ1年でしたし、なかなか自分の思うようなバッティングだったり、パフォーマンスの部分で全然打球が飛ばないなとか、そういうのがいろいろ思うことがあったシーズンだった」と回顧。「何が正解か分からないが、いろいろトライしながら、新しいものも入れながらと思ってます」とオフに向けた取り組みを明かした。
8年間務めた主将の座も、後輩の岡本和に譲った。「個人的な成績がすごい良くてチームが勝てないシーズンもあったし、優勝も2回しかできなかったという悔しい思いもある。でも野球人生の中でこのチームで8年間もキャプテンをやらせてもらったのは、チームの人たちに感謝しかないなと思っています」と振り返りながらも、「(岡本和へ)僕からなんかわざわざ言うこともないし、彼には彼なりのスタイルで思うようにやってほしいと思って。年上の選手もたくさんいるから、そこはちゃんと彼の話を聞いてあげたいなと思いますし、彼がやりやすいようにサポートしたいと思う」と今後も縁の下の力持ちとして働くことを誓った。
オフは自らの体と向き合いながら、来季は完全復活、そして正遊撃手としてゴールデングラブ賞奪取へ燃える。「一番ショートを守ってて取りたいなと思う賞の一つですし。でもね、現実として簡単じゃないのかなと思うし。でも他チームのショートの選手にまだまだ負けていないと思える部分があるので、そこは何とか若い選手の動きには勝てないかもしれないが、経験だったりそういうところで、もう一度取れたらいいと思う」。肩の重荷を一つ降ろせた男が逆襲を誓う。












