東京女子プロレスのプリンセスタッグ王座を保持する、DDT・赤井沙希(35)と「SKE48」の荒井優希(24)の〝令和のAA砲〟が3度目の防衛に成功した。

 27日の東京・後楽園ホール大会で愛野ユキ、原宿ぽむと対戦。13日の京都大会では愛野&らくから挑戦表明を受けたが、らくが新型コロナウイルスの陽性判定で欠場になり、その代打として原宿が出場した。

 試合は赤井と原宿が先発し、赤井が猛攻で王者の貫禄を見せつけた。だが、挑戦者組の結束は強く、らくの必殺技であるおやすみエクスプレスを赤井が受け、荒井も原宿から低空ドロップキックを決められ、形勢逆転されてしまう。

 それでもベルトを守るため闘志を燃やす赤井が、ミドルキックを愛野に乱れ打ち。荒井も得意のサソリ固めで原宿を追い込んだ。王者組が流れをつかむとダブルの新人賞(ニ段式顔面蹴り)を原宿にお見舞い。最後は荒井がファイナリー(かかと落とし)を原宿に決め、3カウントを奪った。

 試合後、赤井は「強敵だった」と振り返り「タッグチャンピオンとして無事に年が越せそうだね」と荒井と安堵の表情を浮かべた。

 ところが…。突然会場が暗転し、VTRであの規格外の〝怪物〟マックス・ジ・インペイラーと、ハイディ・ハウイツァのタッグ「ザ・エイストランド・ウォー・パーティー」が登場。ハイディは「私たちにとってプリンセスタッグ王座以上にお似合いのベルトはないわ。2人ともピンクがよく似合うもんね、マックス?」と語りかけると、インペイラーは不気味なうめき声を上げた。そしてハイディは「1月4日に会いましょう」と王者組へ挑戦を表明した。

 これにより、来年1月4日後楽園ホール大会でAA砲が怪物コンビを迎え撃つ、V4戦が決定。「最強」にして「最凶」の挑戦者出現に、荒井は「今の、私たち関係ありましたか?」としらを切ろうとしたが、赤井は「チャンピオンっていうのはこうやって何回も困難を乗り越えてこそ、強さとベルトの輝きが増していくから」と相棒に奮起をうながした。

 さらに「1・4、守り切っていい〝プロレス始め〟にしましょう」と気合を注入。熱い思いに背中を押された荒井は「私も腹をくくったので、2023年いい年の幕開けにしたいと思う」と拳を握った。

 果たしてAA砲は、最凶の怪物コンビを相手にベルトを守れるのか?