地元の期待に応えられなかった。大相撲九州場所13日目(25日、福岡国際センター)、大関カド番の正代(31=時津風)が小結玉鷲(38=片男波)に押し出されて負け越しが決まり、来年1月の初場所(東京・両国国技館)で関脇に転落することが決定。9月秋場所の御嶽海(出羽海)に続き、2場所連続で大関が陥落する事態となった。
ご当所力士にとって、絶対に負けられない場所だった。実は場所前、母校・熊本農高OBからこんな声が上がっていた。「ぜひとも(新たな)後援会をつくってやらんといかんと思ってるんです」。現在、正代の地元を中心に活動する「宇土市後援会」とは別に、熊本市内を拠点に後援会を新設する計画が浮上していたのだ。
創設123年の伝統校とあって、数百人に上る同部OBの力を借りれば〝大応援団〟になることは間違いない。ただ、そのためには大関自身が結果で応える必要がある。
前出OBは「今みたいな相撲を取っていると先輩たちは『何やってるんだ!』となりますからね。後援会をつくれる雰囲気にしてほしいんです。(同市は)70万人の都市ですから応援の仕方も変わりますし、本当に頑張ってほしいですよ」と話していた。
ところが、大関在位13場所目で陥落となり、新後援会プランも幻に。取組後はショックを隠せず、取材に応じることなく帰路に就いた正代。来場所10勝以上を挙げて大関復帰を果たせるのか。











