これが賜杯の重圧なのか…。大相撲九州場所13日目(25日、福岡国際センター)、元横綱朝青龍を叔父に持つ関脇豊昇龍(23=立浪)が大関貴景勝(26=常盤山)に押し出されて3敗目(10勝)。痛恨の連敗に取組後は取材に応じず、土俵下の伊勢ヶ浜審判部長(元横綱旭富士)は「ここ2、3日硬くなっている。余計なことを考えているんじゃないか」と指摘した。
11日目(23日)には単独トップに立つなど、ここまで先頭を走ってきた豊昇龍に急ブレーキだ。この日、2敗を守った幕内高安(田子ノ浦)を1差で追走する展開となった。
そうした中、元朝青龍は自身のツイッターを更新。甥の結果を受けたものとみられ「集中力切れた 明日またまたあるよー ぼうや頑張れ」とつづった。初優勝へこれ以上負けるわけにはいかない。