4年に一度のサッカーの祭典・カタールW杯が開幕し、日本代表は23日、ドイツとの初戦を迎える。W杯のたびに話題となるのが日本代表戦当日のサポーターによるお祭り騒ぎで、今回はどうなるのか。

「飛び跳ねや飛び込みなどの行為は危険を伴いますので絶対にやめてください」と警告したのが大阪市の松井一郎市長だ。2018年のロシア大会では、試合終了後に道頓堀の戎橋周辺にサポーターが集結。当時の吉村洋文大阪市長(現府知事)の「500人が飛び跳ねることを前提として設計をしていません。『極めて危険です』」とのツイートもむなしく、橋の上での歓喜のジャンプや“道頓堀ダイブ”が繰り広げられ、カオスと化したからだ。

 松井氏は21日の定例会見で「橋の上で一斉に飛び跳ねると、橋が上下に揺れ、安全な通行の妨げとなります」と再度、サポーターに暴走しないように呼びかけた。

 また、先月末のハロウィーンの際と同様、韓国・梨泰院で起きた死亡事故を例に挙げ「大勢の方が滞留をし、密集すると重大な事故につながる恐れがありますので注意してください。節度をもって周りに迷惑をかけることなく日本代表を応援してください」と、お祭り騒ぎにくぎを刺した。

 一方、東京・渋谷の街はどうか。警視庁はハロウィーンの際、数百人規模の警察官やDJポリスを投入。厳戒態勢を敷いて無事に終了したが、今回は人が集まった場合は警備を行う予定ながら、21日時点で大規模な警告は行っていない。

 ドイツ、スペインといった歴代優勝国と同居したためサポーターの期待値が低い可能性が影響しているとみられるが、前回大会も初戦がコロンビア戦で大会前のボルテージは低かった。それが勝利を飾ったことから一気にヒートアップして、狂喜乱舞となった。果たして今回は…。