20日開幕のカタールW杯に臨む日本代表の〝切り札〟MF三笘薫(25=ブライトン)が、ブラジル代表エースのFWネイマール流の〝ヒザ上ソックス〟で勝利を引き寄せる。

 今季から世界最高峰のイングランド・プレミアリーグに参戦。自慢のドリブルを駆使し、ブライトンでも存在感を示し始め、W杯直前の試合では2試合連続ゴールをマークするなど、評価も急上昇。負傷者が続出する森保ジャパンの切り札として、変幻自在のドリブラーに期待する声が高まっている。

 自身も「天才ドリブラー」と呼ばれていた元日本代表MF前園真聖氏(49)も三笘について「ネイマールに似たタイプ。ドリブルでリズムをつくって相手との駆け引きで逆を取るのもうまいです。彼のドリブルは日本の武器になっていますね」と舌を巻いていたが、技術やスピードだけではなく、三笘なりの工夫もあるようだ。

 三笘がソックスをヒザ上まで伸ばして着用していることに、Jクラブ関係者は「ネイマールの影響でしょう」とブラジル代表のマネという。もともとはヒザ上ソックスは元フランス代表FWティエリ・アンリ氏が〝元祖〟とされるが、2人のプレースタイルが似ていることもあって、同関係者は「視覚効果みたいなものがあるのかも。三笘が意識しているかは知らないけど、脚が長く見えるとか、速く感じるとか」と指摘した。

 科学的な根拠は不明ながらも相手を惑わす効果があると〝分析〟していた。また、三笘はソックスの先が5本指に分かれているタイプを愛用していたそうで、これも華麗なドリブル突破を実現するのに役立っているとみられる。

 森保一監督(54)は三笘について「彼自体が戦術」とし、J1名古屋でもプレーした元イングランド代表FWガリー・リネカー氏もブライトンでのプレーに「素晴らしい印象を与えてくれるパフォーマンス」と絶賛。ソックスのヒザ上履きで日本をベスト8に導くはずだ。