20日開幕のカタールW杯に臨む森保ジャパンのスピードスターMF伊東純也(29=スタッド・ランス)が大ピンチだ。2016年に加入したJ1柏で18年までチームメートだったDF中山雄太(25=ハダースフィールド)が負傷し、W杯メンバーを辞退したことが伊東に大きな影響を与えそうだ。
右サイドを主戦場する伊東は自慢のスピードとドリブル突破を武器にし、カタールW杯アジア最終予選でも4試合連続ゴールをマークするなど日本代表の7大会連続出場の立役者となった。森保ジャパンでの活躍もあって昨夏にベルギー1部ゲンクから、移籍金1000万ユーロ(約14億3000万円)でフランス1部Sランスにステップアップを果たしたが、その功労者が中山だった。
実は日本代表で再会した2人は試合前に1対1の練習を行うのがルーティン。柏時代から続く2人の恒例行事が森保ジャパンで復活したわけだが、伊東は「いつも雄太とやっている。縦に行くと決めてどれだけ行けるか」と話すように、自身のプレーをよく知る中山を相手にすることでマンネリ化を防ぎ、突破力に磨きをかけてきた。
中山も「得られるものはたくさんある。ドリブルのレベルが高いので」と語っていたが、特に日本の攻撃を支えてきた伊東にとっては、代表戦前に自身のプレーやコンディションを確認する大事な審査の場。盟友とのマッチアップでドリブルのリズムなどを調整してきただけに、中山のW杯不参加による影響は計り知れない。
伊東のプレーに支障が出るとなれば、日本代表の攻撃も停滞しかねないとあって森保一監督にとっても思わぬ〝誤算〟といえそうだ。伊東は15日に中山について「とても残念。ショックだった」「彼の分もしっかりやりたい」と、盟友不在でも全力プレーを誓っていたが、普段と違う準備がどんな影響を与えるか。












