大阪府知事で日本維新の会共同代表の吉村洋文氏(47)、大阪市長で同会顧問の松井一郎氏(58)が16日、参院文教科学委員会で自身の新曲やディナーショーをPRした中条きよし参院議員について言及した。

 猛批判を浴びた中条氏は16日に会見を開き、「宣伝だと全く知りませんでした」「宣伝に聞こえたのは不適切で大変申し訳ない」と謝罪。藤田文武幹事長からは口頭で厳重注意を受けた。

 吉村氏はこの件について「不適切な発言だと思います。国会でやられるべき発言ではない。ここについては本人も間違えていたということで謝罪をしていますし、党としても幹事長から厳重注意処分をいたしました。今後、こういうことが二度とないように所属議員に注意していきたい」と述べた。

 自身も衆院議員の経験があるだけに「国民の代表であるので国会における重みを十分に認識して国会活動していただきたい。自由に発信する場ならともかく国会質疑の場ですから、国会活動というのは国民の代表が集まる場ですから、自覚を持って気を引き締めてやってもらいたい」と苦言を呈した。

 一方、松井氏は「中条さんなりのちょっとシャレを利かせたつもりだったんですけど、正式な委員会の中では発言としては、ご自身も仰ってますけど不適切だった。今は謝罪もされて、議事録も抹消する形で発言撤回してますんでね。まだ就任されて半年もたたない状況なので、その場その場の状況をしっかりわきまえる中で、国会議員、参院議員として能力を高めてもらいたい」とフォローした。