FA権を行使し4年総額12億円(金額は推定)で阪神と再契約した阪神・西勇輝投手(32)は、球史に名を残す先発右腕として今後大いに注目されることになりそうだ。

 プロ14年目のシーズンを終えここまで通算1831回1/3は、両リーグで石川(ヤクルト)、涌井、岸(楽天)、金子(日本ハム)、内海(西武)、和田(ソフトバンク)に次ぐ7番目の数字。特筆すべきは上位の面々は全員がアラフォーの大ベテランが占めるなか、西勇は今回の4年契約で、さらに通算投球回を稼いでいく可能性が大きい点だ。

 目下、5年連続で規定投球回をクリアしている右腕は、通算2000投球回越えも確実に視界に捉えている。

 これについて西勇は「まあ、成績っていうのは周りが言っていること。野球が終わるまでは一喜一憂はしない。辞めたときにすごかったなと一人で思えればいいかなと。周りが喜んでくれたり、自分は自分は自分のなかで成績を喜んで終わりたい」と控え目に振り返りつつも「この契約の最後の年まで平然と投げて『西さん9年連続で(規定投球回回数を)投げたたんだ』と思われるくらい普通にやって、普通にケガなくいくのが理想」とキッパリ。

 今後も虎投先発陣の中心として、頼もしい存在であり続ける。