明治安田生命J1最終節(5日)、優勝に王手をかけていた横浜Mはアウェーの神戸戦に3―1で勝ち、3年ぶり5度目のリーグ制覇を果たした。

 勝てば文句なし、引き分けでも得失点差で圧倒的有利だったため優勝が決まる状況だった中、最終戦もらしさを発揮しての快勝だ。1―1の後半にMF西村拓真とFW仲川輝人がゴールを奪った。優勝に王手をかけていた最終盤の10月に今季初の連敗を喫したが、それまでの優位を生かして3連覇へ意地を見せる川崎の猛追を振り切った。

 下部組織から横浜Mひと筋で主将としてチームを支え続けたMF喜田拓也は「このためにやってきた。1年いろいろなことがあったけど、みんなの喜ぶ顔を見たら感無量です」。さらに「優勝に王手をかけてから少し時間がかかったけど、年間通して苦しい時もみんなが一つになって、逃げないで、ひたむきにやってきた。みんなの喜ぶ顔を見ると本当に報われたと思うし、みんなに感謝したい」と喜びを語った。

 優勝セレモニーでは、喜田はシャーレを掲げてイレブンと喜びを爆発させる中、スタンド観戦組らもその輪に入って大盛り上がり。すると、7月の東アジアE―1選手権で右膝前十字靭帯断裂を負って離脱中のMF宮市亮が、チームメートに促され、シャーレを手にすると、満面の笑みで掲げた。

 ネット上には「宮市のためにって感じはすごく伝わってきた。いい光景だった」「涙が出るシーン」との声が続々。試合後にMF水沼宏太と涙の抱擁を交わすシーンもあり、見る者の感動を誘った。