女王のプライドを示す。全日本大学女子駅伝(30日、弘進ゴムアスリートパーク仙台発~仙台市役所前着)の区間エントリーが29日に発表。史上初の6連覇を狙う名城大は、盤石の布陣を組んだ。

 1区にスーパールーキーの米沢奈々香(1年)、栃木国体の5000メートルで広中璃梨佳(日本郵政グループ)を下した山本有真(4年)を3区に、エース区間の5区に小林成美(4年)を起用するなど、学生界屈指のランナーを適材適所に配置。米田勝朗監督は「第40回という節目の大会でとにかく全ての力を出し切って勝ちにいきたい。この駅伝では前半の3区間でいかに優位に立つかが大きなポイント。後半の5区、6区は長距離選手としての力を試される区間になる」と展望を語った。

 拓大の不破聖衣来(2年)など、各校のエースが集う5区を任された小林は、7月の世界選手権(米・オレゴン州)1万メートルの代表に選出されながらも、新型コロナウイルスの検査で陽性判定を受け、無念の欠場となった。米田監督は「普通の選手だったら心が折れて、走る意味がわからないという状態になると思うし、実際本当に辛かったと思う。ただ、駅伝があったからこそ彼女は今走れる状態にあると言っている。明日は最後の杜の都になるので、これまで悔しい思いをした分、笑顔でタスキリレーをしてほしい」と期待を寄せた。

 仙台育英出身で杜の都をよく知る米沢で流れをつくり、エースの小林で勝利を決定づける。4学年の力を合わせ、今大会も最初にゴールテープを切ってみせる。

◇名城大の区間エントリーは以下の通り

1区 米沢奈々香(1年)

2区 石松愛朱加(1年)

3区 山本有真(4年)

4区 谷本七星(2年)

5区 小林成美(4年)

6区 増渕祐香(3年)