柔道の世界選手権で兄妹Vを達成した男子66キロ級の阿部一二三(25=パーク24)と女子52キロ級の阿部詩(22=日体大)は、さらなる高みを見据えている。
同大会では2018年大会以来、2度目の兄妹優勝。9日に羽田空港に帰国した兄・一二三は「しっかり優勝できたことに喜びを感じている。気持ちの部分でも成長できている」と納得の表情。妹・詩も「優勝できてよかった。ホッとしている」と笑顔を見せた。
一二三は今大会の決勝で詩が「意地と意地のぶつかり合いだった」と回想するライバルの丸山城志郎(29=ミキハウス)を撃破。「(丸山との直接対決を)節目だと言ってきたが、これで直接対決でも4連勝で、自分の方が絶対に強いんだぞと証明できた」と胸を張った一方で、勝てば来年5月の世界選手権代表に決まる12月のグランドスラム(GS)東京大会へ向けて「内定を取ることが一番大事になってくる。まだまだ改善する部分はたくさんあるので、さらに成長していきたい」と決意を新たにした。
詩も改めて世界に強さを見せつけたが「細かいところを自分の体に刷り込ませたい。組手の部分だったり、立ち技から寝技への移行だったりをもう少し考えていきたい」ときっぱり。ともにまだまだ満足はしていないようだ。












