〝モンスター〟の追随は許さない――。柔道の世界選手権初日(6日、タシケント)、男子60キロ級決勝は、高藤直寿(29=パーク24)がエンフタイワン・アリウンボルド(モンゴル)を下し、2018年大会以来4度目の優勝。山下泰裕(現全日本柔道連盟会長)らが持つ日本男子最多記録に並んだ。
初戦の2回戦から圧巻の戦いぶりを見せた高藤は、同じ1993年生まれで、親交の深いボクシングの世界バンタム級3団体統一王者・井上尚弥(29=大橋)から大きな刺激を受けている。6月に日本人初の3団体統一を達成した〝モンスター〟について、本紙の取材に「ああいう選手が同年代にいるのはモチベーションになる。やっぱり自分も頑張らないとなって思える存在。負けていられないなって気持ちにはなりますね」と語り、パワーの源の一つとなっていた。
井上は4団体統一を成し遂げた上で、1階級上のスーパーバンタム級に挑戦する意向を示している。高藤も負けじと世界の舞台で、強さを見せ続ける覚悟だ。












