福岡県久留米競輪場で開催された熊本競輪GⅢ「開設72周年記念 火の国杯争奪戦in久留米」最終日の4日、6Rで「競輪ルーキーシリーズ2022プラス」(1着賞金17万8000円)が行われ、室井蓮太朗(21=徳島)が山口多聞(20=埼玉)の逃げに乗って抜け出し121期新人対決を制した。
5~6月に実施されたルーキーシリーズ上位者によって争われた企画レースの第2弾。輪界の将来を有望視される〝金の卵〟が力を存分に発揮した。
レースは、山口―室井が鐘から逃げて以降、安彦統賀(23=埼玉)、東矢圭吾(23=熊本)―松本秀之慎(20=熊本)、真鍋顕汰(28=三重)、一丸尚伍(30=大分)でラスト一周。東矢のまくりは室井のヨコでストップ。絶好位を回った室井が3角過ぎから前に踏んでVゴール。
「山口君が強かった。かかっていたのでちょっとヨコに行ったら止まるのも分かっていた。一番最初にゴールせなあかんと、思い切り踏んだ」
室井は父・健一(69期)の背中を追って輪界入りしたサラブレッド。前日(3日)インタビューでは「父は何も言わない」と家族間では会話がないと冗談ぽく話していた。
当然、師匠でもある父にV報告はするのか? と報道陣に水を向けられると「報告しても(レースは)何もしていないから、100点満点の10点ぐらいではないでしょうか」と苦笑い。
また、この1着で手にした賞金の使い道に関しては少し考えてから「最近、車を買ったので返済にあてたいと思います」と話した。












