与野党は3日、岸田文雄首相(65)が衆院本会議で行った所信表明演説をめぐり、それぞれの立場からコメントを発表した。

 岸田首相は所信表明演説で物価高対策、賃上げを最優先に取り組む姿勢を強く示した。

 自民党の茂木敏充幹事長は党本部で開いた会見で「緊張感、そして乗り越えなければならないさまざまな課題について、真剣に取り組んでいく意気込みが伝わってきました。われわれは日本経済をどう再生していくのかを最優先課題だと思っていまして、補正予算を始め、しっかり取り組んでいきたい」と語った。

 一方、立憲民主党の泉健太代表は「盛り上がるところがなくて、岸田首相の決断を読み取ることができませんでした」と酷評した。

 日本維新の会・馬場伸幸代表は「現下の日本の情勢の問題点をあらゆる分野でつかまれている点では、認識を共有しました」とした上で「自民党的な、場当たり的な対応策がちりばめられている思いがしました。わが党が訴えている構造的な抜本改革、こういうものには触れられていなかった。物価高対策は非常に弱いなと思いました」と批判した。

 臨時国会は衆参代表質問が終了すると、本格的な与野党論戦がスタートする。