心不全のため1日午前に79歳で死去したプロレス界のスーパースター・アントニオ猪木さんの自宅に、〝元暴走王〟小川直也氏(54)が弔問に訪れた。
猪木氏が死去した自宅にはこの日、複数の関係者が弔問に訪れたが、弟子として訪れたのは小川氏のみ。小川氏によれば猪木さんは安らかな顔をしていたといい、傍らにはトレードマークの赤い闘魂タオル、背後には卍固めをかけている姿など3枚のパネルが飾られていたという。
小川氏は「いつかはこの日が来るなとは思ってたんですけど、現実をなかなか受け入れられないのが正直な気持ちです」とショックを隠し切れない様子。最後に会ったのは7月11日だったといい「次はステーキを食おうね」と約束していたという。「素敵でしょっていうシャレなんだけど、関係者に聞いたらステーキ1枚食えるようになってたから、そろそろ俺を呼ばなきゃなって話をしている矢先だったと聞いて…」と神妙な面持ちを浮かべた。
小川氏が訪れた時間はテレビ朝日で猪木さんの追悼番組が放映されていた。「引退試合(1999年4月)のテレビも見てましたけど、あの時、本当に自分が一番出たかったんだなって話をして。あちら(天国)に行くとき僕が挑戦するんで準備しておいてくださいってことは投げかけてきました」と、猪木さんの最後の対戦相手になれなかった悔しさを振り返った。
97年のプロ転向時から猪木イズムを教えられてきた。小川氏は「人生においていろいろ、エンターテイナーとして一から。柔道界で育ってきた自分に対して、全てを非常識に教えてくれた。それは今の僕の中では常識なんだけど。猪木の常識は世間の非常識であるという言葉通りの教育を受けてきました。本当にありがたいなと。感謝しかないです」と、師匠への特別な思いを口にしていた。












