スペイン1部バルセロナで10番を背負う〝至宝〟の同国代表FWアンス・ファティ(19)に電撃退団の可能性が浮上してきた。

 若き怪物ストライカーとして注目を集めてきたファティは負傷を繰り返してきたが、今季はコンディションを維持。しかし今度はシャビ監督からの冷遇が待っており、スタメンはゼロで6試合すべて途中出場となっている。

 そうした中、スペインメディア「フィチャージェスネット」は「アンス・ファティは冬にバルサを去る可能性がある。ストライカーはバルサで主導的な役割を果たしておらず、彼の退団は実現性のある選択肢として考慮され始めている」と報道。出場機会を求めて移籍する可能性が出てきた。

「シャビ監督はFWウスマヌ・デンベレを軌道に乗せ、ファティは注目を失い、移籍の形で退団の噂がささやかれ始めている」と今夏の攻撃陣の大型補強や他の選手の重用が原因でファティの冷遇ぶりが際立ってしまっている。

 ユース時代から至宝としてクラブが手塩にかけてきたファティだが、このままくすぶり続けるようなら退団も辞さない構え。「彼の状況がこのままである場合、ローンまたは完全移籍の可能性がある。彼が成長し続けたいのであれば、選手は出場時間とより大きな注目を集める必要がある」と指摘した。

 今季のリーグ戦では途中出場で短いプレー時間ながら2得点と抜群の決定力を見せており、実力に陰りはない。ファティが退団を決断すれば大争奪戦が繰り広げられそうだ。