バドミントン女子シングルスで2016年リオデジャネイロ五輪銅メダルの奥原希望(27=太陽ホールディングス)が、マイペース調整を貫いている。

 8月の世界選手権、ジャパン・オープンを右大腿骨の疲労骨折などで欠場した。いずれの大会も国内開催だったことから、奥原は「(昨年の)東京五輪に続いて日本で開催されたことは本当に素晴らしいことだと思うし、この熱が今後も続いてくれればうれしい」としつつ、「生で見てもらうせっかくのチャンスだったんですけど、今の目標は(24年)パリ(五輪)なので焦らず頑張りたい」と、自らの体と向き合いながら完全復活を目指している。

 気になるケガの状態は「回復しつつもフルでは練習できていない」と説明。あくまでも本人は2年後の大舞台を見据えており「万全の状態で来年の(パリ五輪代表選考)レースを迎えられるようにコンディションやトレーニングを積んでいる段階」と強調した。

 来月3日から始まるナショナルチーム合宿の参加に関しては「自分のコンディションと相談しながら」と話すにとどめたが、同18日開幕のデンマーク・オープンと同25日開幕のフランス・オープンに出場する意向を明かした。

 28日は埼玉県内の小学校で特別授業を行い、「夢に向かって」とのテーマで夢を持つことや、正しい努力について自身の考えを述べた。奥原もパリ五輪という夢を実現すべく、自らのペースで復帰ロードを歩んでいくつもりだ。