ゴルフ男子世界ランキング2位のロリー・マキロイ(英国)がプレジデンツカップ終了後に、サウジアラビア政府系投資機関による高額賞金ツアー「LIV招待」を批判したことを受けて、同ツアーのグレッグ・ノーマンCEOが猛反発した。

 PGAツアーの顔であるマキロイは再三LIVを批判してきたが、先週末のプレジデンツカップ後にまたまた〝口撃〟し、人権問題への懸念などがあるサウジアラビアからの投資を受けていることなどを非難した。

 これに対してノーマンCEOがさっそく反応。英紙「ミラー」などが反論を伝えた。

「ロリー、幸せな日々ならやりたいことができる。たとえば君が中東に行ってトーナメントでプレーして出場料を獲得する場合、選択次第で可能だ。他のプレーヤーが決定を下したことを恨んではいけない。それは、彼らの独立した契約上の権利の下での正当な決定だ。彼ら(PGAツアー選手)だって自身でほとんど同じことをしてきた」と主張した。

 サウジアラビアからの資金援助に対する批判に関しても「耳をつんざくような偽善で、ばかげている」と強い言葉で猛反発。「PGAツアーにも、サウジ政府や(LIV運営の)PIF(公共投資基金)との商業的機会を得て、素晴らしい関係、仕事上の関係を持つタイトルスポンサーがいる」と〝同じ穴のムジナ〟だと持論を展開。「PIFは間接的および直接的な投資を多く行っており、おそらく米国の3分の1がその恩恵を受けている」とマキロイのLIVへの批判はお門違いだと痛烈に非難した。

 両者の溝は深まるばかりで対立は泥沼化している。