ニューヨーク州弁護士で信州大学特任教授の山口真由氏が24日、読売テレビ「あさパラS」に出演。ヘンリー王子がエリザベス女王の国葬で、軍服での参列が認められなかった件についてコメントした。

 ヘンリー王子は10年間、陸軍に在籍した。2007~08年と12~13年にはアフガニスタンに2度派遣されている。だが、20年に王室を離脱した後は、公の場での軍服の着用が認められていなかった。

 しかし、17日にウィリアム皇太子らとともに女王の棺の警護を務めた際は、およそ2年半ぶりに軍服の着用が認められた。19日の国葬でも軍服姿か注目されたが、ヘンリー王子はモーニングスーツで参列した。

 このニュースに山口氏は「ヘンリー王子はアフガニスタンに2回行ったということをすごい誇りにしている。『国民と一緒に国を守った』というのは、ある種の王室の一員としての誇りじゃないですか」と指摘。

 続けて「だから軍服を着させてもらった時に『あ、王室と和解するんだ』と思ったけれども、やっぱりモーニング(姿)というのは距離がある。暴露本を出すかどうかというのを問われてるじゃないか?という気がしましたね。25億円もらったと言われてる」と推測した。

 昨年、ヘンリー王子が自伝本を22年12月に出版すると報じられ、今年になってメーガン妃も暴露本を出すとの報道があった。それ以来、王室はピリピリムードだったが、女王の喪に服す意味から、2人の本の出版は延期となっているとされる。