イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティーに所属するノルウェー代表FWエーリングブラウト・ハーランド(22)を巡って、大手スポーツ用品メーカーのアディダス、ナイキ、プーマがスパイク契約を勝ち取るためしのぎを削っている。スポーツメディア「アスレチック」が現状を伝えた。

 ハーランドは長年ナイキのスパイクを愛用してきたが、1月に契約が切れた後は足元に関してフリーの状態が続いている。そのため、特定のメーカーにこだわらず、大手3社の製品すべてをテスト中だ。ナイキはこれまでの関係を続けることを望んでおり、プーマはマンチェスターCのオフィシャルサプライヤー。アディダスもアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)に次ぐビッグネームを獲得したいところ。

 同メディアによると、ハーランドのスパイク契約は年間最大1800万ユーロ(約25億円)。かなり高額となるが、ブランド力アップにはビッグネームの存在は必要不可欠だ。スポーツ業界に詳しいミケーレ・リンキウソ氏は同メディアに「ブランドにとってカッコよさは非常に重要だ。世代に影響を与えることのできるアスリートがいないブランドは、いくらお金を投資しても、誰もその商品を買ってはくれない」と指摘した。

 ハーランドは即座に決めようとする姿勢はみられないが、メッシはアディダス、FWクリスチアーノ・ロナウドはナイキと〝生涯契約〟を結んだように、長期契約に足元を委ねるのか。3大ブランドは、あの手この手で〝怪物〟を口説いていきそうだ。