参院選の応援演説中に銃撃されて死去した安倍晋三元首相の妻・昭恵さん(60)が21日、自民党・安倍派(清和会)の総会に出席し、幹部らと面会。衆議院山口4区の補欠選挙に立候補しない意向を伝えた。
昭恵氏はこの日、党本部を訪れて安倍元首相の死去以来、初めてとなる安倍派総会に出席した。
冒頭、安倍元首相への黙とうが捧げられた後、あいさつした昭恵氏は「いまだに信じられない思いです」と現在の心境を吐露。党関係者によれば「派閥の会長として、やりたいことがたくさんあったと思います。ぜひみなさんで(安倍派を)引き継いでいただきたい」と話したという。
一方、安倍元首相の死去に伴う衆議院山口4区の補欠選挙について、昭恵氏は「後継者を相談したい」と話すと、自らは立候補しない考えを伝えたという。
安倍派内部では後継候補として昭恵氏を推す動きがあったが、本人の意思を受けて方針転換を迫られた格好。党内からは「候補者調整は難航する可能性が高いでしょう」とさっそく不安の声が上がっている。
昭恵氏の様子については「(安倍派総会で)気丈に振る舞っているように見えたが、凶弾に倒れた夫の死去からまだまだ立ち直れていないのでしょう」(自民党議員)。
唯一無二の領袖を亡くし、自民党と派閥の先行きは不透明な状況となっている。












