スポーツコメンテーターの為末大氏(44)が20日、ツイッターを更新。米国・オレゴンで行われている世界陸上で新型コロナ感染者が続出している日本選手団の現状について解説した。
日本は選手、役員など18日までに15人のコロナ陽性者が出るなど危機的状況にある。
日本だけが突出して多い印象だが、為末氏は現地のコロナ検査について独自に調べたといい「国際陸連により新型コロナウイルスの疑いがある場合検査を行い、陽性であれば隔離措置を取ることが義務付けられているそうです(例えば37・5度以上あるとか、体調が悪いとか)。ただ、強制的な検査は行われていないのであくまで自己申告だそうです」という現状を指摘。
その一方「もちろん陽性であれば他の選手にうつしてしまう可能性もあるので正しいのですが、一方で隔離措置が取られるということは実質的に出場できないことになります。選手にもチームにも検査をしないインセンティブが働いており、実際にどの国がどの程度検査をしているのかは大会側は把握していなさそうです」と検査をするかどうかは、国によって違いがあるという。
また「見てお分かりのとおり海外の試合はマスクなしが当たり前の状況で選手たちは欧米を主として世界中を転戦して回っています。数ヶ月の間に感染し免疫を獲得しているのかもしれません。または実際に発熱しても検査をするかどうか調べられていないので行っていないのかもしれません」と海外の選手との環境などの違いが要因の一つとする見方も示した。
その上で「別の観点ですが日本では新株に関してはまだ感染が広がっていない状態で、選手たちは免疫が獲得できていない可能性があります。その中に選手たちは突入していったので感染が増えているのかもしれません。選手同士が接触しない状況を作ればいいではないかという意見がありますがこれは無理です」とも。
さらに「また米国はほぼコロナとの共存体制は方向として決まっていると聞きます。実際に屋外のイベントでマスクをしている人は見かけません。日本側のなるべく厳密な運用をしてほしいという願いはある程度は聞き入れてもらえると思いますが、やはり米国基準のオペレーションになっていることが予想されます」と推察した。
その上で「世界の選手が免疫を獲得しているのに対し日本選手は獲得していなかった可能性」「検査は世界陸連から義務付けられているが、それをきちんと行っているかは確認できていない」「現地のオペレーションは国際基準に準じており、日本の基準より寛容」というのが日本の陽性者が多い理由と為末氏は見ているようだ。
日本が国際ルールを遵守し、しっかり検査をしている一方、他国は検査するかどうかはまちまちだというが「他国の選手も発熱が起き、検査で陽性が出て、欠場が出始めているそうです。まだどの程度かわかりませんが」と追記している。












