エンゼルスの大谷翔平投手(28)は29日(日本時間30日)から本拠地アナハイムでヤンキースとの今季最後の3連戦に臨む。注目はメジャートップの49本塁打を放ち、ア・リーグMVPレースの大本命アーロン・ジャッジ外野手(30)との“直接対決”だ。
残念ながらこの3連戦で大谷はマウンドに上がらないため、投手・大谷とジャッジが対戦することはないが、アーチ合戦が期待される。現時点の米メディアはジャッジ優勢が多数派だが、トロント・スター紙(電子版)は29日に「大谷翔平が続けていることは1つのことを意味する…連続でMVPを取ること」と題した記事を掲載した。
トロントは昨季、最後まで大谷とMVPを争ったブルージェイズのウラジーミル・ゲレロ内野手(23)の地元だ。記事を執筆したダグ・スミス記者は「大谷翔平は、誰から見ても最も素晴らしいシーズンをこの2年過ごしており、ア・リーグのMVPで他の人に投票するなんて考えられない。ブルージェイズと過ごしたこの週末に彼が見せた二刀流マジックの後では、大谷がMVPを取る以外考えられないのだ」と主張した。
26日(同27日)からトロントで行われた3連戦で初戦に2点三塁打、2戦目はリアル二刀流で7回を2安打無失点、3戦目は28号2ランを放ち、3連勝に貢献した。
スミス記者はジャッジを称賛するも「大谷の打者としての数字は少し落ちているが投手としては向上している。投票者が去年と同じMVPに投票するのに飽きているのも分かる。数字は分かりにくいし、それをコンテストに当てはめるのも難しいが、そもそもスポーツの卓越性はまず目に見えるものに感謝することと、私たちがまったく前例のないものを見ているというシンプルな知識から判断されるべきだ」と強調した。
同記者は「大谷が引退した何年先も多くの人が大谷の活躍を見られたことをうれしく思うだろう、二度と大谷のような人は出てこないから」と締めくくっている。
一方、29日のニューヨーク・ポスト紙(電子版)は「ジャッジが唯一無二の大谷よりMVPである理由」と題する記事でジャッジを後押ししている。史上初の投打のダブル規定到達に残り34イニングに迫っている大谷とロジャー・マリス(ヤンキース)が1961年にマークしたア・リーグ記録の61本塁打に匹敵するペースで量産しているジャッジとの超ハイレベルなMVP争いはどう決着するか。最後まで目が離せない。












