カーリング女子のフォルティウスでリードを務め、過去五輪3大会に出場した船山弓枝(44)は、母親とアスリートの〝二刀流〟で走り続けている。
2006年トリノ五輪後に出産をした船山は、10年に北海道銀行をメインスポンサーとした新チームを結成。14年ソチ五輪では5位入賞を果たした。元祖〝カー娘〟の一員として現在も活躍する一方で、ママさんアスリートが競技に集中できる環境が十分に整っていない現実もある。
船山は「自分たちがやりたくてもできる環境がなかったら難しい。強い意志も必要だけど、周りの理解と協力が絶対に必要になってくる」と自身の経験を振り返った上で「助けてくれる人たちがいると自分たちの選択肢や可能性が増えていく。お母さんだからとか、仕事があるからとか、何かをやめて何かをやるのではなくて、両立できるための環境づくりをこれからもしていきたい」と競技環境の改善に意欲を示した。
周囲のサポートに支えられている船山と言えども、家事と競技の両立は簡単なことではない。それでも、モチベーションを維持できる理由は家族の存在が大きい。
「子供たちが寂しい思いをしているのかなと思いきや、頑張っている姿をちゃんと見てくれている。その子供たちに背中を見せたい。それを見て子供たちも成長してくれているし、私も成長できている。私も好きなことをやらせてもらっているし、子供たちにも好きなことをやらせたい」
家族への思いを胸に、今後も奮闘を続けていく。











