戦友の苦戦をこの男はどう見たのか――。〝バカサバイバー〟こと青木真也(39)が、総合格闘技イベント「DEEP.108 impact」(10日、東京ドームシティホール)で、上迫博仁に無念の敗北を喫した北岡悟(42)に毒ガスを放った。

 2018年大みそかの川尻達也戦以来、3年半ぶりの勝利を目指した北岡だが、上迫を崩せず。1Rに右ヒザを負傷していた上迫にジャブとステップを有効に使われて距離を制され、決め手に欠いたまま判定1―2で惜敗した。

 戦友の苦しい戦いを会場で生観戦した青木は「言ってしまえば『お互い負け』のゲームだったよね。(北岡は)コンディションが良くなかったな。スタミナがなくて攻めきれなかったように見えた」と声をしゃがれさせる。それでも「ただ負けても戦い続ける姿が、なんかハルウララみたいに見えてきたよ。こうなったら勝てる日が来るまで戦い続けてほしい。とりあえず、北岡! 俺とGLEAT UWFルールで戦おう!」と呼びかけた。

 また青木はメインで石塚雄馬にサッカーボールキックにより、わずか1R1分20秒でKO勝ちしたDEEPライト級王者の大原樹理にも言及した。大原はRIZIN同級王者のホベルト・サトシ・ソウザへの挑戦に意欲を見せたが「正直、今日の戦いでは〝強さの底〟が見えなかったというのが正直なところ。だから(通用するかは)分からない」とポツリ。その上で「だから俺からの提案としては、RIZIN王座の前に俺の恩人である矢地祐介と戦うべきだ。王座挑戦は、矢地に勝ってからだ!」と話し、自転車で走り去った。