手応えアリの一戦だった。バドミントンの世界選手権4日目(25日、東京体育館)、女子ダブルス3回戦は、2018、19年大会覇者の永原和可那(26)、松本麻佑組(27=ともに北都銀行)が、中国ペアを21―13、21―9で下し、準々決勝進出を決めた。

 一度波に乗った〝ナガマツ〟は、手のつけようがなかった。第1ゲームは3―2から5連続得点を奪って流れを引き寄せると、第2ゲームは12―9から9連続得点で試合を締めくくった。圧巻の試合運びに、永原は「自分たちの攻撃を最後に生かすための展開を考えながらやっていた。レシーブをやっているときも引かずに、自分たちが前に出ていくような気持ちで準備ができていたので、守りからの攻めっていう展開もスピードがある中でできたと思う」と充実した表情を見せた。

 初戦は硬さも見られたが、この日は本来の力を十二分に発揮。「昨日は本当に緊張から全然自分たちらしい試合ができなかった。やっぱこの世界選手権は日本のお客さんの前で試合ができるので、自分たちらしい試合を見せたいという気持ちもあった。今日は結果よりも、自分たちのプレーをするという気持ちで入っていけたので、楽しめた」と笑顔で振り返った。

 世界選手権は3位決定戦がないため、日本勢初の4大会連続メダルに王手をかけた。「今日いい試合ができた分、明日が本当に大事になってくる。相手ももちろん強くなってくるので、自分たちが引かずにしっかり前に出ながら球を追いかけていけたら」と松本。一戦必勝でまずは表彰台を死守する。