逆転Vに向けて欠かせない存在だ。ソフトバンク・松本裕樹投手(26)に対する首脳陣の信頼が高まっている。
2014年の〝ドラ1〟で入団したものの昨年まで通算7勝(11敗)。しかし、今季は救援陣の〝ジョーカー役〟としてフル回転し、24試合で33回1/3を投げて自己最多の4勝、防御率2・70。ロングリリーフをこなせるだけでなく、勝利の方程式へのつなぎ役など「困った時」に起用され頼もしい投球を続けている。
松本も「フォームだったりでしっくりしている部分がある。自信を持って投げるということを考えてマウンドに上がってます」と手応え十分。「自分の役割は中継ぎでどんな状態でも投げて、いろんなポジションで力を発揮できるのが強みかなと思う。与えられた役割をやっていきたい」と意気に感じて投げている。
今季は開幕ローテに内定していたものの、開幕直前に受けた腰のハリ治療でハリが折れて体内に埋没する事態に襲われ、戦線離脱を余儀なくされた。それでも気持ちを切らすことなく自らの投球を高めて信頼を勝ち取った。
今ではこうポジティブに振り返っている。「開幕前のことがありましたけど、前の試合で打たれたり、良くない投球があり、不安があってのアクシデントだった。今は不安なく投げられているし、そういうこともあった上で、今いい状態がキープできている。どういう形かは分からないけど、プラスになっているのかなと思う」
離脱者が相次いでいる先発への配置転換も検討されたものの、今季のチーム状況ではブルペンに絶対に欠かせないとの判断で見送られた。藤本監督も「一番しんどいジョーカー的な仕事をしている」と高く評価。さらなる飛躍が期待されている。












