さすがの対処術だった。バドミントンの世界選手権3日目(24日、東京体育館)、女子ダブルス2回戦は、2018、19年大会覇者の永原和可那(26)、松本麻佑組(27=ともに北都銀行)が、タイペアを21―17、21―18のストレートで下し、3回戦進出を決めた。
これが世界を知るペアの修正能力だ。会場練習がほとんどできなかった中で迎えた初戦。永原が「会場の雰囲気だったりとか、シャトルの飛びだったりっていうのが、最初入ったときに自分の感覚と合わない部分があった」と振り返るように、序盤は思うようなプレーができなかった。それでも「自分たちができることを優先して、強い球を相手にぶつけていくようなイメージでやっていくように2人で話し合った」と少しずつ自分たちのリズムを取り戻し、後半は粘るタイペアを振り切った。
金メダルが期待された東京五輪は、準々決勝で涙を飲んだ。「悔しさをしっかりバネにして、この東京体育館でやっぱり試合ができるというのも、東京五輪のリベンジをしたいという気持ちもあるので、そういう気持ちで今大会に臨んでいきたい」と永原が言えば、松本も「コンディション的にもそんなに悪くない。練習のイメージを試合に持って行けたら」ときっぱり。気合十分のナガマツペアが、今度こそ世界の頂をつかみ取る。












