残留か、それとも新天地でのプレーを選択するのか。日本ハムの近藤健介外野手(28)が7日に海外FA権を取得。にわかに去就が注目され始めている。

 プロ11年目の近藤は今季5月に右脇腹肉離れで戦線離脱したこともあり、ここまで36試合の出場で打率2割7分6厘、2本塁打、11打点。だが、昨季までの通算成績は打率3割8厘をマークし、昨夏の東京五輪でも侍ジャパンで金メダルに輝くなど、その実績はトップクラス。しかも日本ハムと2019年オフに結んだ3年契約は、今季が最終年とあって「残留か移籍か」とチーム周辺が気をもんでいるのだ。

 ある球団関係者によれば、本人のチームへの愛着は強いようだが、今季の推定年俸は2億5500万円と高額。残留となれば球団側には重荷となる。これまでの日本ハムは高年俸選手の引き留めには消極的とあって、実績のある近藤でも残留は容易ではない。

 そんな事情を踏まえ、近藤を知る球団関係者もこう漏らす。

「新庄監督も球団も近藤の実力を高く評価しているので、おそらく本人は可能であるなら残留したいはず。ただ、球団は若返りを図っていますし、年俸面などを考えれば他球団への移籍がベターとも言えます。いずれにせよ結論は今オフになりますが、潤沢な資金がある球団が獲得に動けば本人も移籍を視野に入れると思います。他球団の出方次第で去就は大きく変わるのは間違いないと思いますよ」

 本人は7日の試合前、球団を通じ「シーズン中なので何も考えていませんが、ここまでたくさんの方々の支えがあって野球ができていると改めて感じました。感謝の気持ちを忘れず、これからも全力でプレーしたいです」とコメントしたが…。

 来季はどのユニホームを着ることになるのか。