力の差をまざまざと見せつけられた。広島は19日、ヤクルト戦(神宮)で3―8と逆転負けし、今季最長となる悪夢の5連敗。この日もセ首位を独走するツバメにねじ伏せられ、今季6度目の同一カード3連敗を喫した。借金も今季最多の5に膨らみ、浮上のきっかけが見えてこない。
何度も繰り返される「東京音頭」の大合唱が、先発マウンドに立っていた九里の背中に重く突き刺さった。初回に2点の援護をもらいながらも、自己ワーストの1試合4被弾。2回に青木の同点2ランで振り出しに戻され、3回には村上に勝ち越しソロを献上した。5回には塩見、そして再び村上にもそれぞれソロを浴び、1イニングで計2発を食らった。5回81球で降板し、5失点はすべて本塁打で奪われた。ここまで今季のヤクルト戦2試合で防御率0・64を誇った右腕の投球は見る影もなかった。
チームは交流戦最下位に沈み、リーグ戦再開から首位ヤクルトとの3連戦で先発三本柱を投入し、逆襲をかけるつもりだった。ところが、そのシナリオも初戦は大瀬良が4回4失点、2戦目で森下も6回途中4失点と揃ってKO降板となり、あっさりと〝投壊〟。頼みの綱の九里も悪い流れを止められず結局、反攻どころか返り討ちにされた。
試合後の佐々岡真司監督(54)は泥沼の5連敗について問われると「もう1回原点に戻って、しっかり先発が(試合を)つくらないと。リズム良くテンポ良くしないと」と声を振り絞り、先発陣に奮起を促した。
これで今季の対ヤクルト戦績は全9戦で1勝7敗1分。チームの苦しい現状は首位のツバメに歯が立たない事実が全てを物語っている。












