元K―1スーパーバンタム級王者の武居由樹(25=大橋)が17日、神奈川・横浜市内の同ジムで会見を行い、8月26日(東京・後楽園ホール)に東洋太平洋スーパーバンタム級王座に挑戦することを発表した。

 相手は18戦16勝(10KO)2敗の王者ペテ・アポリナル(フィリピン)。元K―1王者の看板を引っ提げてボクシングに転向し、4戦すべてKO勝利を飾ってきた武居は「自分が思っていたより早くタイトルマッチが決まってうれしい。いただいたチャンスは絶対につかむっていう気持ちでいます」と、5戦目でのタイトル戴冠に燃えている。

 ボクサーに転身して絶好調の武居は「自分はまだKー1ファイターだと思っている」とも話す。それだけに〝キック界の神童〟那須川天心(23)とK―1エース・武尊(30)の一戦(19日、東京ドーム)も人ごとではない。当日、会場で観戦するという武居は「やっぱり盛り上がり方とか見ていて、すごい悔しいなって気持ちもありますし、刺激になるし、楽しみ」と複雑な心境を吐露。

 その上で「(世界バンタム級3団体統一王者の)井上尚弥さんだったり、格闘技界がすごく盛り上がっている。自分も遅れるわけにはいかない」と話した。

 具体的な試合展開については「天心選手が距離を取りながらカウンターを狙って、武尊選手がそれを潰していくと思う」と想定しつつ「(グローブが)6オンスなので、当たったらどっちが倒れてもおかしくない。でも、武尊選手も天心選手も倒れるところがあまり想像つかない。ホントにいい試合になると思います」と語った。

 一方、自身と同じようにボクシング界の道へ進む予定の那須川については「同じキック出身としてボクシングを2人で盛り上げられたら。もしかしたら、やるかもしれない。来てくれることはボクシング界にすごくいいことですよね」と目を輝かせた。